テーマパークや動物園で、ふと目に留まるベンチやサイン表示。空間に溶け込み来場者の体験を支える存在ながら、実は施設の世界観を形づくる大切な役割も担っています。トキハ産業は、ODM・OEMによるオリジナル家具や什器の提供を通じて、エンターテイメント施設の世界観づくりをお手伝いしています。
施設の「世界観」を支える影の立役者、家具・什器
動物園やテーマパーク、水族館などのエンターテイメント施設は、大人から子どもまで誰もが特別な時間を過ごせる場所。日常を離れ、施設ならではのふれあいや体験を楽しめるのが醍醐味です。そうした体験を支えているのが、施設ごとのテーマやコンセプトに沿って築かれた世界観。非日常感をつくりだし、来場者の高揚感や没入感を支えています。
その世界観づくりに欠かせないのが、細部まで行き届いた空間演出。建物や内装など、大きな面積を占めるものはもちろん、ふとした時に目に入るベンチやテーブル、サイン表示など、家具や什器にも及びます。こうした家具や什器のデザイン配慮は、今やエンターテイメント施設だけでなく、図書館やコミュニティ施設など、学びや公共の場にも広がりを見せています。
一般に、こうした家具や什器は、施設のテーマやコンセプトに基づいてフルオーダーで開発・製造されます。市販品では調整に限界があり、空間に馴染まないものを採用すれば来場者を現実に引き戻してしまうこともあり得ます。一方で、フルオーダーで家具や什器を揃えるのは簡単でないのも事実です。コストや納期、発注ロット数や再現性がハードルとなり、デザイン統一による世界観づくりを遠ざけてしまう場合もあるのです。
そこで注目されているのが、基準設計を活かしながら柔軟にカスタマイズできる、家具や什器のOEM・ODMです。

OEM・ODMでつくるオリジナル家具・什器|施設のデザイン成功事例
トキハ産業は、木工加工技術で多様な家具・什器製造を担うOEM・ODMメーカーです。
これまでにもさまざまなエンターテイメント施設や文化・学習施設で、コンセプトに沿ったオリジナルの家具・什器開発・製造のお手伝いをしてきました。
子どもたちのための紙芝居収納棚|綾部市立図書館あやテラス

例えば、京都府綾部市の市立図書館・あやテラスに納入させていただいた子どもたちのための紙芝居収納棚。「子どもたちが本を身近に感じながら、安心して過ごせるやさしい家具を」と、地元企業の日東精工様から委託を受けてデザインからお手伝いさせていただいたODM家具です。
子どもたちが大好きな動物や機関車をモチーフに、木製パネル表面にイラストをプリント。縁まわりは丸みを持たせた柔らかな素材で仕上げています。安全性に配慮してつくられた紙芝居棚は思わず触れたくなる愛らしさで、子どもたちに大人気。吸い寄せられるように子どもたちが集まり、空間のシンボル的存在になっています。
【事例紹介】子どもにやさしい図書館家具|機関車型紙芝居棚のODM製作事例
つい撮りたくなる!自撮りスタンド
鳥取市庁舎に設置した自撮りスタンドは、同市のキャラクター「トットリー氏」とのコラボ写真が楽しめるオリジナル什器。婚姻届や出生届など、記念日のフォトスポットとして人気を集めています。
また、明太子加工の老舗・かねふく様が運営しているめんたいパークには、館内の様々な撮影スポットに自撮りスタンドを配置。キャラクターデザインが鮮やかにプリントされた自撮りスタンドは、来館者の熱がそのままSNSを通じて広まる起点になっています。
このように、訪れた人の好奇心を刺激し行動を促す家具や什器は必要な役割を果たすだけでなく、人を楽しませる側面も。時として、その機能やデザインが集客の一翼を担うこともあるのです。
トキハ産業ができること|すぐれた技術と柔軟さで、唯一無二の世界観を演出する
こうした家具・什器の提供を支えているのが、トキハ産業ならではの技術力です。
木工家具メーカーとしてのすぐれた木工技術に加え、異素材を組み合わせる技術、木質素材に鮮やかな印刷を施す「F3」技術、家具の縁をウレタン成形で仕上げる「ファーヌ」など特殊な技術を持ち、社内で一貫対応できる体制を整えています。
木質素材に自由なデザインを施す「F3」は、家具や什器そのものをデザインメディアとして活用できる技術です。既製品に後から装飾する手法と異なり、家具の形状に合わせて細部までプリント表現できるので、グラフィックやキャラクターデザインをそのまま落とし込むことが可能。オリジナル設計ならではの表現が実現します。
ウレタン成形技術「ファーヌ」は、天板など面材の縁をウレタンで整える特殊技術です。木工だけでは難しい柔らかな造形表現ができるほか、安全性や耐久性も担保。ウレタンの硬度を調整できるので、子ども向け家具・屋外用什器など、求める機能やシチュエーションに応じた柔軟な仕上げが施せます。
多様な技術を組み合わせれば、表現の幅は一段と広がります。たとえばキャラクターを模したカラフルな案内什器、季節やシーンで着せ替えできるフォトパネル、ARと連動するフォトスポット。遊び心ある家具や什器のアイデアは、社内にもたくさん溢れています。多様な知識と技術、経験の蓄積が、唯一無二の世界観づくりを後押しします。

エンターテイメント施設向けODM家具をトキハ産業とつくるメリット
不特定多数のお客さまを迎えるエンターテイメント施設では、家具や什器の安全性、耐久性、使い勝手なども配慮が必要です。トキハ産業では、設計段階から使用シーンに応じた転倒防止や衝撃吸収、角部の処理、安定性の確保や耐久性など、長く安心して使える配慮を意図的に組み込んでいます。
また、初期投資や世界観づくりに必要なシリーズ展開など、導入にあたり懸案されるコストについては、トキハ産業の応用力と小回りの良さが活きるところです。はじめに計画した家具・什器デザインは、その後の追加製作・展開時の「基準設計」として活用。設計工数や試作数を削減し、部材や保守部品も共通化されるので、カスタマイズによるスムーズな展開が可能になります。大量発注が前提とされる特殊造形やウレタン成形も、トキハ産業独自の工程により、小ロットから相談に応じています。
そのほか、トキハ産業で用意している規格型のセミオーダー家具「F-BOX」を活用すれば、さらに合理的でリーズナブルな導入も可能です。

エンターテイメント施設向けODM家具・什器なら、トキハ産業にお任せください
トキハ産業のものづくりは、家具や什器をつくること自体を目的とせず、「誰の、どんな困り事を解決するか」を考えることから始まります。
エンターテイメント施設向けのODM家具・什器づくりで大切なのは、「来場される方の体験価値をより高めたい」「世界観に染まって楽しんでほしい」「働く人の負担を小さくしたい」など、依頼者さまの具体的な想いや願い、直面している課題を共有すること。その上で、どんな方法があるか、どんなことができそうかを組み立て、OEM・ODM家具・什器に特化するものづくりのプロとしてご提案。企画から製造・設置まで丸ごと対応しながらコスト・納期・品質をバランスし、唯一無二の世界観づくりのお手伝いをしています。
トキハ産業には、企画や開発、設計デザインを専門とするチームも在籍しています。
エンターテイメント施設や文化・体験施設を運営される方、設計企画やプロモーションを担う方の、「より良く」という思いを共有するパートナーとして、お力になれることを楽しみにしています。
訪れる人にプラスアルファの体験価値をもたらすオリジナル家具・什器を
テーマパークや動物園などのエンターテイメント施設では、目に触れる小さな家具や什器すらも世界観を演出する要素のひとつ。コンセプトに沿ったオリジナルの家具や什器は、世界観を保つだけでなく、訪れる人にプラスアルファの体験価値を生み出します。
トキハ産業では、自社の多様な技術を組み合わせながら、ODM・OEMによる柔軟で再現性の高いオリジナルなものづくりを実現。「より良く」を願う方々と共に、エンターテイメントパークの世界観づくりを支えていきます。
すでにあるイメージをカタチにするお手伝いとしても、まずはトキハ産業にご相談ください。
