大阪工業大学にて「業務用家具の製品開発」を基軸とした授業を行いました!
11月中旬、大阪工業大学 ロボティクス&空間デザイン工学部 空間デザイン学科 3回生を対象に授業を行いました!
授業のテーマは「業務用家具の製品開発」。第一部、業用家具製造会社でのデザイナーとしての役割。第二部、トキハ産業の実際のものづくりについて。第三部、グループワーク といった三部構成で学んで頂きました。
第一部 デザイナーとしての役割とは?
実際の企画から製品完成といったフローを紹介させて頂いた後、トキハ産業におけるデザイナーとしての役割を紹介させて頂きました。1つ目はグラフィックデザイナーとしての役割。お客様の意見やアイデア・そしてリサーチ情報をもとに視覚的に表現、お客様と共にアイデアを具体化していく流れについて実例を踏まえ紹介をさせて頂きました。
2つ目はプロダクトデザイナーについての役割を紹介。アイデアをもとに、お客様の製品のコンセプト・要件定義とターゲットを明確化。そして、お客様のサービスとブランドイメージに適したデザインを起こしていく流れについて、紹介をさせて頂きました。
第二部 トキハ産業のものづくりについて
第二部では、トキハ産業のリトルワクワクチームがトキハ産業のものづくりについて紹介。
実際に、私たちが業務用家具製造で使用しているMDFやパーティクルボードといった基材・メラミン化粧板や強化化粧紙といった表面材・近年、デザイナーから注目を集めておりオフィスや店舗・公共施設等で利用されている異素材、そしてお客様の製品品質を叶えるための製造工夫まで紹介させて頂きました。
学生の皆さんには、実際に素材サンプルやトキハ産業の独自技術ファーヌのサンプルに触れて頂きながら質疑応答を実施。さすがデザインが好きな皆さん!実際に触れだすとアイデアが湧いてくる。
「この素材を使うと、こんなことできますか?」「こんな色もありますか?」「これってどれくらいの強度がありますか?」「この形状の理由は何ですか?」と沢山の質問があり、お答えをさせて頂きました。
第三部 グループワークを実施
学生の皆さんには素材・製造技術似ついて学び、実際にサンプルに触れて頂いた後、グループワークを実施!2つのテーマ「今回学んだ素材・技術を用いた製品アイデア」「学校のこんなところに、こんな家具がったら便利を考える」のいずれかを選んで、頂きそれぞれのグループでアイデア会議を行なって頂きました!
チームによってアプローチの仕方は様々、キーワードのアウトプットから始めるチーム・サンプルを前にして、相談を行うチーム・視覚的なデザイン性から取り組むチームと個性があり、私たちも既存の概念に捉われず、「柔らかい発想でアイデアを考えていく」デザイナーにとって大切なことを改めて感じさせられましたました
授業の最後には、それぞれのチームのアイデア発表を行なっってい頂きました。
フリースペースにおける個室ワークブースや、学校の食堂テラスに設置するテーブル、演習室に設置する作業デスク、素材サンプルを楽しみながら触れることができるプロダクトといった、木製家具に使われる構造やトキハ産業の技術を用いたアイデアを考えて下さいました!
皆さんの学んだ知識・情報を用いた純粋な視点でのアウトプットは私たちにとっても刺激!
「一緒に実現していきたい!」という想いで、私たちがワクワクとさせられました!
最後に
今回ご紹介させていただいた事が、学生の皆さんの卒業研究や、お仕事についた際に、お客様のお悩みを解決する手掛かりとして、お役に立てば嬉しいなぁっと思います。
トキハ産業は、デザインから製造(ものづくり)に関するお悩みまでお答えすることが可能です。是非、気軽にご連絡くださいね。
将来、皆さんとお仕事できることを楽しみにしています!
今回は、このような機会を設けて頂きありがとうございました***