宴会やセミナー、展示会などを開催するホテルでは、会場設営や撤収に多くの時間と人手がかかります。人手不足が続くなか、スタッフの負担軽減と業務効率化は、多くのホテルで共通の課題となっています。

トキハ産業は、2025年3月13日~14日に東京で開催された展示会において、自社開発した軽量・薄型折りたたみテーブル「ラクナリー」を出展しました。その際、来場者はもちろん、会場となったホテルの従業員からも注目が集まり、「これがあれば仕事が変わる!」といった声が上がりました。
今回は、ホテル従業員の声を交えながら、弊社が自信をもっておすすめする折りたたみテーブル「ラクナリー」の特徴とともに、ホテル業務の効率化に貢献する理由について紹介します。
ホテルの業務効率化で見落とされがちな「設営・撤去」の負担

ホテルの業務効率化では、予約管理やDXだけでなく、会場の設営・撤去にかかる時間や人員を減らすことも重要です。とくに大型宴会場では、テーブルの搬入・搬出が毎日のように発生するため、備品そのものを見直すことが業務改善につながります。
展示会では、参加した企業や公的機関向けにプレゼンテーションを行いましたが、会場となったホテルの従業員の方々の耳にも届いていたようです。搬出時には、ラクナリーに興味をもって集まってくれました。実際に手に取っていただいたときの感想は、「これは、現場が楽になりますね」とのこと。なぜ、持ち上げた一瞬で「楽になる」と感じていただけたのか、その理由として、まずはホテル運営でよく見られる課題をまとめました。
イベントのたびに発生する重労働
ホテルでは、展示会や研修、セミナー、宴会など、さまざまなイベントが開催されるため、要望に合わせてテーブルやイスをレイアウトする必要があります。テーブルが多くなるほど作業量が増えますが、そのテーブルが重いものなら、さらに大きな作業負担が生じます。限られた時間で、大量のテーブルを倉庫から持ち運び、並べる作業は、かなりの重労働です。
ひとりでは抱えきれない重いテーブルは、移動させるだけでも作業に時間がかかるだけでなく、肉体的にも大きな負荷となり、疲労を増大させます。業務が続いて従業員が疲弊してしまうと、ミスや事故が発生するリスクも高まります。場合によっては、働きやすさや従業員の健康に悪影響が出る恐れもあるでしょう。
人手不足で一人あたりの負担が増加
少子高齢化の影響で、多くの業界で人手不足が課題となっており、ホテル業界も例外ではありません。作業にあたる人数が少なければ、それだけ一人あたりにかかる業務負担は大きくなります。そうしたなかで、業務効率を上げるには、個々の作業負担をいかに減らせるかが大きなカギとなります。
また、以前は「力仕事=男性の仕事」というイメージが強くありましたが、最近は女性や高齢のスタッフが活躍する現場も増えています。ホテルとしても、性別や年齢、体格に関係なく、安全かつスムーズに作業できる職場環境づくりに取り組んでいく必要があるでしょう。
バックヤードの狭さが作業効率を下げる
大会場があるホテルでは、最大収容人数に合わせて多くのテーブル在庫を抱えています。当日使用しないテーブルは、バックヤードや倉庫に保管することになりますが、扱う台数が多いほど、スペースを圧迫しがちです。実際に、展示会の会場となったホテルでも、バックヤードに大量の折りたたみテーブルが積み上げられていました。
バックヤードに保管しておけば、すぐに会場に持ち運べるメリットがある一方で、作業スペースに余裕がなく、取り回しに苦労するという難点があります。テーブルの出し入れや持ち運びに時間がかかり、不安定な態勢で作業をすることになるため、かえって効率が低下する可能性があるでしょう。また、通路が狭くなるため、通行するだけでも壁や備品と接触するリスクが高まります。作業のしづらさや、「テーブルや壁を傷つけたらどうしよう」という緊張・ストレスも、作業効率に影響を与える要素ではないでしょうか。
ホテル従業員が感じた「ラクナリーがあれば、仕事が楽になる」

ラクナリーには「軽い」「薄い」「扱いやすい」という3つの特徴があります。いつも現場で作業をしているホテル従業員の方々には、特別な説明をしなくても、ラクナリーの価値を理解していただけたように感じました。続いて、展示会で得られたホテル従業員の声とともに、ラクナリーの主な特徴を紹介します。
軽い|実際に持った瞬間に「うわっ、軽い!」
ラクナリーを持ち上げた従業員の方々は、「うわっ、軽い!」と、まずその軽さに驚いていました。
重たいテーブルは取り回しにくく、移動させるのに複数人が必要な場合もあります。作業時には腰や肩に負担をかけ、場合によっては指を挟んでケガをすることもあります。「軽さ」は、作業を大きく楽にし、効率化を進めてくれるのです。
ラクナリー1台の重さは約10㎏。従来品が約14kgであるのに対し、約4㎏も軽い仕様を実現しました。女性や高齢のスタッフでも一人で扱えるほど軽いため、設営・撤去作業が楽になります。肉体的な負担を減らしながら多くの台数を運べるようになり、ホテル運営において大幅な効率化、作業時間の短縮につながります。
薄い|「ここにあるテーブル、全部これになればいいのに」
従業員の方々からは、「ここにあるテーブル、全部これになればいいのに」という声も聞かれました。
ラクナリーは軽いだけでなく、薄型設計であることも特徴です。脚を折りたたんだときの厚さは約49㎜。従来品が約95㎜であるのに対し、約46mmも薄いため、保管スペースを圧迫しません。折りたたんだ状態で、従来品3台(約285㎜)を重ねるスペースに、ラクナリーなら約5台(約245㎜)を置ける計算です。
会場のバックヤードには折りたたみテーブルが山積みされていましたが、かなりの高さになります。立てかけて保管する場合も同様に、圧迫感が生じ、多くのスペースが必要になるでしょう。これがラクナリーになれば、同じ台数の収納でも圧迫感が薄れ、通路を広く使えるようになります。また、薄型だからこそ、一つの台車により多くのテーブルを積むことができるため、テーブル移動のための往復回数も減らせます。
扱いやすい|頑丈なのに対物にやさしい
ラクナリーは、現場スタッフにとって、より楽に、安全に作業できるよう、「扱いやすさ」にもこだわって設計されています。
設営・撤去の作業中、どれだけ気をつけていても、テーブルを壁や物にぶつけてしまうことがあります。ラクナリーの天板のフチの耐衝撃性は、従来品の2倍(※当社比)。誤ってぶつけてしまっても、破損しにくい設計になっています。また、テーブルをぶつけることでホテルの空間や備品が傷つくリスクを低減するために、角を丸くし、柔らかい素材を使用しています。
とくに、天板が木製のテーブルは、経年劣化により天板がはげて木のトゲが出てしまったり、角が欠けて見映えが悪くなったりすることがあります。ラクナリーは天板のフチの強度にこだわり、長期的に使用いただけるテーブルとして設計しました。設営・撤収作業を行う従業員にとっても、ケガのリスクを減らし、破損を避けるためのストレスを軽減できるといったメリットもあります。
現場にも経営にも広がるラクナリーの導入メリット

テーブルを取り回す現場の声を紹介しましたが、経営側から考えると、買い替えにはコストがかかるため、どれほどの費用対効果が期待できるのか疑問に思われるかもしれません。続いて、現場と経営面、それぞれのメリットを紹介します。
現場のメリット
先ほどお伝えしたように、ホテルの現場ではさまざまな困りごとが発生しています。ラクナリーは、「設営・撤去・保管・搬入出の負担をどう減らすか」という現場課題から生まれた製品です。これを導入することで、現場の困りごとを解消できる可能性があります。主な効果を以下にまとめます。
・一人でも運べるため応援スタッフを待つ時間が減る
・設営・撤収の時間を短縮できる
・腰や肩への負担を軽減し、作業が楽になる
・女性スタッフでも一人で扱いやすい
・作業中に破損や壁・備品を傷つけるリスクが低い
経営面のメリット
経営面においては、以下のようなメリットが挙げられます。
・倉庫やバックヤードのスペースを有効に使える
・作業事故や労災のリスクを抑えられる
・修繕やクレームのリスクを低減できる
・一現場あたりの人数を抑えられる(人件費削減)
・業務ストレスの軽減により、雇用の長期化が期待できる
結果的に、ホテル運営全体の効率化につながります。
社会的価値の向上につながる
現場面・経営面で紹介したメリットによって、ホテルの社会的価値が向上する可能性もあります。
たとえば、多様な人材がストレスなく安全に働ける職場環境を整えることで、働きやすさが向上し、人が辞めにくくなります。採用活動において高い定着率や低い離職率をアピールできれば、候補者に「働きやすい職場」というイメージを与え、人材を確保しやすくなるほか、採用コストや教育コストの削減にもつながります。また、ラクナリーのような長く使える製品を選べば廃棄物削減にも寄与します。
近年、企業には、ESGの意識が求められる時代です。テーブルも、「環境」や「社会」といった要素を意識して選ぶことが大切です。
ホテルの業務効率化は備品の見直しから
ホテルの業務効率化を考えるうえで、会場の設置・撤去の負担軽減や、テーブルをはじめとする備品の保管スペースの削減は重要なポイントです。
近年はデジタル技術や最新のシステムを導入して業務効率化を図るケースが多く見られます。この先企業が生き残っていくためには、そうしたデジタル化も大切な指針となるでしょう。しかし、真の業務効率化を実現するなら、まずは「現場を楽にする」という視点で働く環境を整えることを提案します。
まずは、現場の声をくみ取り、身近なところから業務効率化につなげる方法として、ホテル運営で日常的に使用する折りたたみテーブルから見直してみてはいかがでしょうか。トキハ産業の軽量・薄型テーブル「ラクナリー」の導入をご検討ください。