東河小学校2年生が工場見学に来てくれました!/トキハの日記
6月27日(火)、朝来市立東河小学校 2年生9人が社会科見学としてトキハ産業和田山工場に工場見学に来てくれました!トキハ産業和田山工場では、オフィスや学校・病院で使用されている家具(業務用家具)の板の部分(木製パーツ)を製作しています。まずは簡単に、トキハ産業和田山工場でどのようなことを行っているのかをご紹介させて頂きました。
みなさん真剣にメモをとっている様子が印象的。
会議室で説明を聞いた後は、材料倉庫へ。木製パーツを製作する上で、 欠かすことのできない「材料」について、学んでいただきました。
まずは家具づくりに欠かせない材料を倉庫で紹介
工場内では、私たちの材料の主として利用をおこなっている「パーチクルボード」についてご紹介。パーチクルボードは今、注目を集めている『持続可能な開発目標 SDGs』にも適した素材です。木を細かいチップにすることで、再利用を可能にしています。 小学生のみんなには「パチパチパチパチ パーチクルボード」っと覚えて頂きました 笑
そして!工場内を順番にご案内。「ランニングソー」という設備を用いた材料をカットする工程から、板の貼り合わせ、側面部分の加工・トキハ産業のオリジナル技術「ファーヌ」を見学して頂きました。
木材をカットする機械「ランニングソー」
木の板を貼り合わせる工程 「ロールコーター プレス」
木の板の縁に材料を貼り付ける
実は私たちが日頃使用している家具の板の側面には、木目や単色のテープや材料が貼られているものが多くあります。これは板の切断面のザラザラとした質感で怪我をすることを防ぎ、また本物の木の板のようにきれいに仕上げるためです。今回の工場見学では、機械でテープを貼る・T型エッジという材料を手で打ち込む・複雑な形状の加工・複雑な形状への縁ばりを加工にするセンターテックという機械を紹介させて頂きました。
●縁ばり/T型エッジの打ち込み
●複雑な形状を切り出し、木の側面に縁材を貼ることができる 「5軸加工+曲面貼り複合機 センターテック」
センターテックは子供たちに大人気!設備が動いている様子にみんな興味しんしん。 「あの箱の中ではどんなことをしているの?」と質問が飛び交いました。
▼実際の完成はこちら。 「機械内に入れるだけで、こんな風に加工がされました!」と加工前と加工後を みていただくと、みなさんビックリ!学校のiPadバッチリ写真撮影を行ってくれました。
工場見学の後は会議室でクイズ大会
工場で見て頂いた内容をもとにクイズを出題! みなさん元気に手をあげて答えてくれました。
クイズは、みんなで力を合わせて全問正解!子供たちの暗記力ってすごいですね! 「パチパチパチパチ」と覚えたパーチクルボードもしっかり答えてくれました。 逆に子供たちからの鋭い質問に、私たちの方がたじたじ、、、 私たちも力を合わせて、質問にお答えさせて頂きました 笑
最後にはトキハが使用する材料を使用してワークショップ
実際に木材に触れて頂いて、木のもつ温もりを感じて頂きました。 みんなで組み立てたのはゾウさんのペンケース!美しく組み立ててくれました!
そして、いよいよ工場見学終了の時間。あっという間の、社会科見学90分。 「楽しかったという想い」を込めてみんなで集合写真を撮影しました! 東河小学校2年生のみなさん。暑い中、お越し頂きありがとうございました!
工場内でみたこと・聞いたこと・手で触れて体験したことが皆さんの「楽しかった」という思い出として、少しでも留まってくれていたら嬉しく思います! また来年もお越し頂けるように、トキハ産業も努力してまいります。
トキハ産業の工場見学って?
トキハ産業では積極的に工場見学会(Factory Tour)を行い、 お客様に家具製造の現場・トキハ産業の技術に触れて頂く機会を設けております。 「見て」「聞いて」「触れる」といった体験型の工場見学を実施しております。 是非、気軽にお問い合わせください!